2023 年度トランスパーソナル心理学/精神医学会 第 23 回学術大会案内
テーマ:トランスパーソナル心理学の深みへ
──河合隼雄・インド哲学・ライフサイクル──
※お申込み、お問い合わせは、大会ホームページよりお願いします。
大会ホームページ(詳細) https://2023taikai.wixsite.com/2023
本年度の学術大会をご案内します。久しぶりとなる対面開催を予定していますので、みなさまのふるってのご参加をお待ちしています。
日時:2024年3月2日(土)~3日(日)対面開催
会場:同志社大学 今出川キャンパス 京都市上京区(市営地下鉄今出川駅下車)
新町キャンパス 新創館1階アカデミックプラザ(予定)
第 23 回学術大会は盛会のうちに無事終了しました。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
<3 月 2 日(土)>
9時30分 開場
10時~12時 講演とワークショップ プラユキ・ナラテボー師
「「私」を超えて、自由に、しなやかに(私を)生きる」
ブッダが説き明かした「自我」生起のプロセス、「自我」システムの功罪、そして、そこから解放された「無我」の境地についての理解を深め、実際に「自我」を解体し、「無我」を一瞥して、この世でしなやかに生きるための実践ワーク(瞑想)を共にしたいと思います。
14時~18時 シンポジウム「河合隼雄とトランスパーソナル心理学」
河合隼雄は日本におけるトランスパーソナル心理学の草創期に重要な役割を果たしました。本シンポジウムは河合隼雄におけるトランスパーソナル心理学に深く迫るものになります。
- 塚崎直樹先生(本学会副会長、シンポジウム企画者)
- 平井孝男先生(平井クリニック院長、新大阪カウンセリングセンター)
- 鈴木康広先生(佛教大学教授、プラクシス鈴木院長)
- 佐々木奘堂先生(天正寺住職)
- 指定討論者、深津尚史先生(杉田病院、ユング派分析家、精神科医)
- 村川治彦先生(関西大学教授)
18時30分~20時30分 懇親会
同志社大学寒梅館7階 セカンドハウスウィル
<3 月 3 日(日)>
10 時~12 時 講演1 ヨーガの目指すところ
- 金菱哲宏先生(大阪大学ほか、がらん洞ヨーガ教室主宰)
主に『ヨーガスートラ』に依拠しつつ、ヨーガで想定される人間像(煩悩や潜在印象や業)、その目指す目的(さとり、解脱、独存)、それを実現するための手段(八支ヨーガ、カルマ・ヨーガなど)を、ケン・ウィルバーの著作が提示するものとも対照させつつ、お話しします。
13 時 15 分~13 時 40 分 総会
13 時 45 分~14 時 30 分 研究発表(学術会員)
14 時 30 分~16 時 講演 2
- 西平直先生(本学会顧問、京都大学名誉教授、上智大学グリーフケアセンター副所長)
「『魂のライフサイクル』という試み―その挑戦と後日談」
1 ユング・ウイルバー・シュタイナー
2 あの時代
3 思想研究という文体
4 死の問題・自己の問題
5 問い直し
6 転生を共有した共同体-ブータン
16 時 閉会
参加費・懇親会費
・事前予約
会員(学術・一般) 4,500円 非会員 6,500円
学生会員 2,500円 非会員学生 4,000円
懇親会5,500円
・事前予約なしの当日参加の場合(各1,000円アップ)
会員(学術・一般) 5,500円 非会員 7,500円
学生会員 3,500円 非会員学生 5,000円
懇親会6,500円
・2日のナラテボー師のワークショップのみの参加(会員・非会員問わず)
2,000円
・2日の河合隼雄シンポジウムのみの参加(会員・非会員問わず)
2,000円
(予約なしの当日参加も同額で受け付けます)
学会と関連する研究会・講座・ワークショップ等の情報
〈身〉の医療研究会 第9回研究交流会
大会長:菅村玄二(関西大学文学部)
開催日時:2024年3月17日(日)
開催形式:リアルタイム・オンライン配信(Zoom Meeting)
参加資格:医療従事者に限らず,ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。初めての方も大歓迎いたします。
<参加費>
. ⼀般:4,800円
. 学⽣:2,400円
<参加申込>
・下記のPeatixサイトよりお願いいたします。
https://minoiryo-9.peatix.com/
<プログラム>
◎開会の挨拶◎(9:00〜9:05)
◎基調講演◎(9:05〜9:55)
・演題:「エナクティブ認知科学から見た〈身〉と〈心〉」
・演者:中村嘉男先生(ユタ大学医学部)
◎メタ・シンポジウム「身の核心と周辺を探る」◎
午前 第1部(10:00〜11:00)
・「〈身〉からみた身体症状の意味 -三段階の気づき-」深尾篤嗣先生
・「身との関係性 —マインドフルネスの視点から—」山本和美先生
・「腹診で考える、五臓と気血水理論の心身相関」奥見裕邦先生
午前 第2部(11:05〜12:05)
・「病気の治療&予防から個&公の健康へ!健幸美楽Ⓡメソッド」
渡邉勝之先生 ※事前録画
・「無意識的なテストとしての心理療法セッション」藤井康子先生
・「〈身〉=SOMA basedな学問的枠組みに関する私観」久保隆司先生
午後 第1部(13:00〜14:15)
・「フォーカシングの原点とこれから」池見 陽 先生 ※事前録画
・「慢性疼痛専門が発達障害専門になってしまった!?」町田英世先生
・「身に触れるケアの可能性 —タッチケア・セルフタッチング・エサレン®ボディワークの視点から—」中川れい子先生
・「なんだか怪しいOリングテストとその周辺」西田愼二先生
午後 第2部(14:20〜15:35)
・「有機体-環境相互作用としての一人称のからだ」
村川治彦先生 ※事前録画
・「アトピー治療の脱ステロイドと脱保湿における身心魂の統合」
鎌田 穣 先生
・「“自分自身”と“今、ここ、この一瞬”」北村翰男先生
・「非思惟の実践の場としての身体」菅村玄二
午後 第3部(15:40〜16:00)
• 演者全員とフロアを含めたディスカッション
ウェブサイト:http://minoiryo.org/index.htm
名越康文先生×石川勇一先生対談 「仏教瞑想は私たちの心をどのように変えるのか」
【開催日】
2024年3月24日(日)
【開催日】
2024年3月24日(日)
【時間】
14:00開演(15:30終演)
※会場現地参加は終演後アフタートークあり
【会場】
東京・渋谷
JR、東京メトロ、東急各線「渋谷」駅 徒歩 8分
東京メトロ(銀座線・半蔵門線・千代田線)「表参道」駅徒歩8分
(会場の詳細はチケットご購入後にご案内します)
【参加方法】
・オンライン参加(見逃し配信付)
・会場現地参加(終演後アフタートークあり)(見逃し配信付)
【参加費】
・オンライン参加 3,500円(見逃し配信付)
・会場現地参加 5,000円(限定30名)(見逃し配信付)
※終演後アフタートークの配信および見逃し配信はありません。
【タイムスケジュール】
開場13:30(会場現地)
開演14:00
終演15:30
※会場現地アフタートーク15:30~16:00
【内容】
精神科医と心理学者が仏教瞑想がもたらす心の変容を実践者として語り合う!
「仏教瞑想が私たちの心をどのように変えるのか」をテーマに、精神科医の名越康文先生と、心理学者の石川勇一先生にご対談をいただきます。
お二人とも心の専門家であると同時に仏教修行者としての顔を持っておられます。
名越康文先生は、精神科医として臨床に関わる一方で、現代人が幸福に生きるための実践として仏教の瞑想を重要なものと考え、ご自身も研鑽を積まれています。名越先生は真言密教を研究対象にするとともに、初期仏教の世界観や精緻な瞑想法も大きな存在としてとらえています。その対比の中で、人生を通じて仏教を考えていきたいと感じておられるそうです。
また、名越先生は、初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老と3回にわたりご対談し、2016年に『浄心への道順:瞑想と覚りをめぐる初期仏教長老と精神科医の対話』(サンガ)を刊行されました。この名越先生とスマナサーラ長老の『浄心への道順』は、昨年、サンガ新社より電子書籍としても刊行されています。(『浄心への道順』Amazon Kindle: https://amzn.asia/d/bqYA2k2 )
そして『サンガジャパンプラスVol.3』では、仏教を自分の人生に活かし、行動をよりよく変えていくにはどうすれはよいか、名越先生だからこそ伝えることができる仏教的な生き方の本質に迫るインタビュー「現代社会という土俵を降り、自分という山を登る」が掲載されています。
石川勇一先生は大学教授という肩書の一方で行者を自任しておられ、ヴェーダから修験道、アマゾンのシャーマン修行にいたるまで、世界古今のさまざまな修行の体系を渉猟し修習してこられ、最終的にたどり着いたのが初期仏教であり、ブッダの説かれたダンマだとおっしゃっています。そしてダンマを軸とした心理療法「ダンマ・セラピー」を提唱し実践されています。
そして、石川先生は、昨年サンガ新社より刊行した『ブッダの瞑想修行』は、自身のミャンマーとタイでの2度に亘る出家修行体験を克明に記し、瞑想修行者や精神世界に関心のある人たちの間で話題となりました。
詳細・お申込み:
https://peatix.com/event/3871377/view?k=361c3ee95965490fecd05833bbb6f1341fa9aeb9
瞑想会のお知らせ
※ハイフレックス形式(対面参加orオンラインを選択して参加)で行います
【目的】
ストレス軽減・心身の健康増進・心の安定と成長
正しい瞑想法の理解・実践・瞑想力向上
法(ダンマ)の理解・智慧・慈悲喜捨の涵養・悟りへの道を歩む
※初期仏教に基づく瞑想会です
【内容】
1.瞑想
ブッダが本当に伝えたの瞑想法を中心に行います
(やり方は指導します)。
2.瞑想やダンマに関する話
瞑想やダンマ(ブッダの説かれた普遍的な真理)にまつわるお話しをします。
(現在、「ブッダの説く幸せとは」(吉祥経より)を毎回お話しています)
3.シェアリング・法談義・質疑応答
瞑想体験のシェア、ダンマ・トーク、質疑応答を行います。
【日時】
2024年3月10日(日)11:00~15:30頃
2024年4月21日(日)11:00~15:30頃
2024年6月2日(日)11:00~15:30頃
10:40~入室できます。
※随時休憩の時間を取ります。昼食の時間はありません。
【会場】
対面参加者:相模女子大学8号館831教室(ワークショップルーム太陽)
オンライン参加者:ZOOM
【講師】
石川勇一(相模女子大学教授、行者[修験等・初期仏教]、臨床心理士、公認心理師、法喜楽庵代表、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長)
詳細は以下の法喜楽庵HPの瞑想会ワークショップのページをご覧下さい。
http://houkiraku.com/workshop.html
詳細・ご参加申込:以下の法喜楽庵HPの瞑想会ワークショップのページをご覧のうえお申し込み下さい。http://houkiraku.com/workshop.html
第23回学術大会(同志社大学)2023年度